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はびより

ミニマリストの日常

僕が選ぶNo.1コーヒーゼリーソフトクリーム。

僕は困っていた。

あと数分後には飛行機に乗らなければならないのに、お腹ぴーぴーなのだ。

 

序章

さかのぼること2時間前。

 

空港に到着した僕は慣れた手つきで自動チェックインを済ませようとしていたが、途中でエラーとなり何やら見慣れない紙が出てきた。

 

『窓口へ行け』

 

はて、入力する番号でも間違えてしまったのだろうか。僕は素直に窓口の列へ並んだ。

「妙に混んでいるな…」

元々小さい空港であるため僕が乗る予定だった会社の窓口は2つと少ないのだが、それにしてもこんなに並んでいるのは見たことがない。

すると、後ろに並ぶ老夫婦からデンジャラスな言葉が聞こえてきた。

「ばっ?欠航になっとるばい!」

僕はその声に誘われるように、出航予定が表示されている電光掲示板へと目をやった。そこにあったのは、

『○○便・機体整備のため欠航』

 僕が乗る予定の便だ。

 

 

え…

欠航ってあの欠航?

整備してるから遅れるとかじゃなくて、欠航なの?

 

 

なるほど。

俺に欠航を伝えるためにあの機械はエラーの紙を吐き出したのだ。

しかしこれは意外とすんなり受け入れられた。特に急ぎの予定が入っていたわけでは無かったからかもしれない。すでに知ってしまった結論を聞くため、その後もしばらく列に並んだ。

 

僕が生まれた星

ちなみに2人の女性がそれぞれの窓口で対応していたのだが、一人は顔もタイプで表情もきらきらしており、謝るときは本当に申し訳なさそうに、交渉が終わればさわやかな笑顔を見せてくれる可愛らしい女性だった。数分で僕は恋に落ちていた。対してもう一方の窓口にいた女性は、「これほどまでに無表情な人間を見たことあるだろうか?」というほどピクリともしない表情で業務をたんたんとこなしており、なんかもう逆に目が離せない。

 

もちろん担当してほしいのは最初の女性だ。トラブルが起きた時も、その後の対応の仕方によってはむしろトラブルが無かった時より良い評価を生み出すことがあることは、みなさんもご存知だろう。

 

しかし僕は覚悟していた。

後者の女性に対応されることを…。

 

もちろん確率で言えば1/2だ。1列に並んだ人たちが空いた方の窓口へ進むというシステム。

しかしこういう時僕は、必ず望んでいない方のクジを引いてしまう。

 

今回も……

 

 

 

 

 

もちろん後者の女性に当たった。別に悲しくないもん。だって知ってたから。僕はこういう星の下に生まれたのだ。

 

ちなみに小学生の時のこの出来事のおかげで、一生分の運を使い果たしたんじゃないかと思っている。

 

てかめざましテレビの占い、おとめ座ビリばっかじゃね?いつ見てもおとめ座ビリだわ!!

 

結局飛行機は2時間後の同じ行き先の便に振り替えられ、お詫びとして現金○千円と空港内で当日のみ使える千円分のお食事券をもらった。まぁ僕は予定時刻の1時間前に着いてたから僕にとっては3時間後だけどね(*゚▽゚)ノ

 

そしてこの時もらったお食事券が、僕を恐怖のどん底におとしいれることになろうとはまだ知る由もない。

 

おみやげさがし

お食事券とは言いつつも、空港内のお店であれば普通のみやげ屋さんでも使えるとのことだったので、行き先で会う予定の友人にお土産を選ぶことにした。選びながらじっくりとフロアを2周したところで、『馬肉の炭火焼き』と『ゴマのお菓子』の二つに絞った。どちらも良い感じに千円前後だったのでちょうど良い。

 

さらにここで、自分で券を使うことも選択肢に入れることにして、お食事フロアも眺めてみることにした。と言ってもまだ早朝のため、開いているのは軽食を扱うカフェと、スタンダードなレストランの2店舗のみだ。僕は基本的に夕食しか食べないので、朝から食事はしない。レストランにはコーラフロート的なやつとかケーキ的なやつとかがある。もうひとつのカフェにはコーヒーゼリーソフトクリームとかコーヒーフロート的なやつとかがある。マジで悩んだ。これもういっそのことレストランでハンバーグ定食みたいなやつ食って今日の夕食を抜くという手もある。

 

たかが食事券でここまで悩ませられるとは。無理して食うぐらいなら何も食べない方が絶対に良い。

 

 

「よし、やっぱりお土産買おう!」

 

再びお土産フロアに戻った僕は先ほど目星を付けていた二つをまた見に行った。

 

 

で、

 

 

「なんか美味しそうじゃない」と思ってやめた。

 

 

で、僕はカフェに入っていた。

 

 

地獄の始まり

カフェに入った僕は注文の順番が来るまで何を頼むかめちゃくちゃ悩んでいた。

サンドイッチ+ジュース?

カツサンド+カフェラテ?

カツサンド×3パックを買って夕飯に?

コーヒーゼリーソフト+コーラフロート?

 

「ご注文は~( ^o^)ノ」

 

 

 

「コーヒーゼリーソフトクリーム2つで」

 

 

やっちまった。ソフトクリーム2つだと…。まだ朝8時前だぞ…。

しかし言ってしまったものは仕方がない。幸いにも時間はたっぷりある。

 

どん。

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あらためて2つ並んでいるのを見ると”ゴツイ”。

ひとつ460円だからでかいのも納得である。

しかもこれ、食べ始めてから気づいたのだがコーヒー部分が普通のゼリーじゃなくてドロリッチ的なジュルジュルしたゼリーで、この中に四角い氷がぶっこまれていた。

氷くそ邪魔。

食べにくい・冷たすぎ・食べにくいのオンパレードだ。

いやこれ笑いごとじゃなくてマジでストレスだった。

1個目はまだしも、2個目食ってるときはもう、なんというか・・・

 

やっぱレストランのハンバーグ定食にしとけばよかったという気持ちでいっぱいだった。

 

2個目は半分ぐらい残した。

 

そしてここからはずっと『おなか痛い痛い』と『気持ち悪い悪い』との闘いだった。

お腹痛い痛いの方は数回トイレに行ってすっきりしたことで事なきを得たが、問題は気持ち悪い悪いの方だ。

ただでさえ飛行機に乗るのあんまり好きじゃなくてすっごい疲れるのに、こんな状態で乗ったらどうなるか分からない。最悪吐く。

 

 

 

~~~~~~~

機内きつかったなー。もう飛び立つあたりからすでに気持ち悪くてさ、すげー踏ん張ってたもんな。ところでみんなは、吐き気を我慢する時ってどうしてる?俺は足の親指にぎゅーっと力を入れるんだけど。何回ぎゅーってやったか分かんないよ。靴の内側の親指の所がすり減っちゃうんじゃないかと思うぐらいやっちゃってさ、結構大切にしてる靴を履いていたし革が伸びちゃいそうなのも不安だった。でも背に腹は変えられないというか、吐くのだけは避けなきゃいけないと思ったんだ。ゲロを”吐く”と靴を”履く”で分かりにくくなっちゃったね。その時はこんなこと考える余裕もなくてさ、僕は絶えず押し寄せる吐き気と闘い続けたんだ。

~~~~~~~

 

とまぁこんな感じで、地獄のフライトをなんとか乗り切ることができた。

ちなみにタイトルでは「僕が選ぶ」と偉そうな事を書いているが、特に食べ歩いている訳でも詳しいわけでもない。ここ数日ですっごい美味いコーヒーゼリーとひどいコーヒーゼリーに当たったから書いてるだけだ。

 

そしてもちろん、この熊本空港で食べたのがひっどい方だ。

 

再会と確信

気持ち悪い悪い事件の翌日、僕は再びコーヒーゼリーを食べることになる。

 

行き先で長時間歩き続け疲弊しきっていた僕は、どこかへ座って一休みしたかった。そこでちょうど目に飛び込んできたのが『ベローチェ』の看板だ。全国展開している喫茶店で、福岡の店舗に何度か訪れたことがある。

そして何を隠そう僕は、ここのコーヒーゼリーソフトクリームが大好きなのだ。

 

しかし注文する時、前日の悪夢が脳裏をよぎった。

「俺またコーヒーゼリー食うの?」

「さすがにしばらく食べなくても良いんじゃない?」

「でも俺、ここでコーヒーゼリー以外食ったことないし…」

 

 

 

そんな葛藤の中、僕は注文した。

もちろんコーヒーゼリーソフトクリームだ。

 

大きなガラス容器に苦みの効いたコーヒーゼリーがたっぷりと固められており、その上にこれでもかというほどソフトクリームが乗せられる。

 

ところで、ここではいつもガムシロップが付いてくるのだが、これは上からかけて食べるものなのだろうか。苦いコーヒーゼリーに甘いソフトクリームでコラボレーションは完成していると思っているので、使ったことがない。しかも今回に至っては、僕がよほどの甘党に見えたのか「シロップは2つでよろしいですか?♪」と聞かれた。丁寧に一つもいらないことを伝え、席へと着いた。

 

久々に食べたが、やはりうまい!

コーヒーゼリーはかなり苦めに作られており、これがまた冷たいソフトクリームと抜群に合うのだ。ソフトクリーム自体もなかなかのクオリティで、エブリワンのソフトクリームには及ばないものの単体で食べても満足させる力を持っている。

ソフトクリームに対する俺の熱い気持ち - ハービーのミニマライズ探訪

 

注文するのを躊躇したものの、これで前日に植え付けられたコーヒーゼリーに対する負のイメージを払拭することができた。

 

補足情報だが、このベローチェ、店員さんが全員かわいい。接客については個人差があるものの気分を悪くしたことなど一度もなく、すばらしいと思っている。ちなみにベローチェの系列店であるシャノアールというお店もあり、こちらは関東のみでしか展開していないようだがメニューはほぼ同じなのでこちらでも同じコーヒーゼリーソフトクリームを食べることができる。そしてシャノアールの店員さんももれなく全員かわいい。

 

 

みなさんも、喫茶店にお立ち寄りの際にはベローチェかシャノアールへ行って、コーヒーゼリーを食べてみてはいかがでしょうか。

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