はびより

ミニマリストの日常

川越で囲碁の魅力にふれる

川越に小旅行してきた。旅行といっても日帰り。往復の電車は、普通列車と乗車時間がほとんど変わらない『小江戸』という特急列車に乗った。

川越ではうなぎを食べたり神社を散策したり。その中で一番の盛り上がりを見せたのが囲碁である。

土地勘のない僕たちはお昼を食べた後に観光案内所のような場所を訪れた。特に案内人はいなかったが、建物の奥の方が碁会所のようになっており、じいさんや小学生ぐらいの子どもたちでにぎわっていた。そこにいた40代ぐらいの男性に声をけられた。場所を管理している人のようだ。よくわからないような顔をしながらふらりと迷い込んだ僕たちを見つけ、うれしそうだった。「囲碁やります?」と笑顔を向けられ、僕たちは顔を見合わせながら「やってみる?」。

もちろん2人とも囲碁未経験。15分ぐらいと聞かされ、簡単なルールを教えてもらい、最後に小さな盤を使って練習がてらに対戦することになった。聞いたばかりのルールを思い出しながら、慎重に1つずつ石を置いていく。教えてくれた男性がたまーに「いま勝負所です」「まだ逆転できます」「この石がカギになってます」などヒントを出してくれた。

僕たちはというと、気楽な体験であったことなど忘れお互いに熟考しまくり。無口になり1手に数分かける。「では最後に簡単なゲームをしてみましょう」と言われてスタートしてから30分以上経過してたと思う。途中からお兄さんも飽き始めたのか、かぶせ気味でヒントを出してくる。最後は僕の圧勝という形で幕を閉じた。

その後、お兄さんがすぐに石をぐしゃ~っとやるから「早く解放されたかったのかな?」と思っていたら、なんと1手目から順に石を置いて振り返りはじめた。僕たちの攻防を全部覚えているらしい。すごい。「この手は良かったですね」「ここがポイントでした」「ここに打っていればまだ逆転可能でしたね」などと復習。

最初は怪訝な顔をしながら入った場所だったが思いのほか熱くなり、落ち着いた雰囲気に癒された。囲碁覚えたいと思った。うちの何もない畳の部屋に、ドンと碁盤があったらかっこよくない?

また川越行きたい。