「のだめカンタービレ」の作者でもある、二ノ宮知子さんの作品です。
初めて読んだのは確か7年前で、『ダ・ヴィンチ』という雑誌のインタビューで貫地谷しほりさんが好きなマンガとして紹介していたのがきっかけでした。
全6巻(スペシャル版)。
物語が進むにつれておもしろさもどんどん加速していきます。
一度読み始めると最後まで読まなければいけなくなるため、安易に読み始めることができません(笑)
とにかくスゲーおもしろいです。
天才「勝幸」と野生児「春」の2人がメインですが、それ以外の登場人物も全員魅力的でキャラクターがホントすばらしいです。
全員大好きになりますよ。
春は世界中をうろうろ旅してて、ザ・ミニマリストです。
モノどころかお金も無いし、勉強ができるわけでもない。
詳しくはマンガを読んでほしいのですが、その何も持っていない春のもとへみんなが集まってくるんです。
何も持ってませんが、誰も持っていないものを持っている。
自分もこんな風に生きられたらなーと、読むたびに思います。
もうひとりの主人公・勝幸はまるっきり対照的で、天才でクールで無愛想で金にうるさいやつです。
こう書くとすごい嫌な奴に聞こえますが、良いやつです。
こう書くとすごい嫌な奴に聞こえますが、良いやつです。
この人を見ても、「こんな風に生きられたらなー」と思います。
読み終わったあと、とても爽快な気持ちになります。
なんか悩んでる人とか、これ読んどきゃいいと思いますね。
恋愛とか仕事とかお金とかジャンル関係なく、あらゆる悩みを吹き飛ばしてくれそうな気がします。
せひ1度読んでみてください。