タイトルが漢字多すぎて中国語みたいですが、前後編で入りきらなかったので番外編です。
今回の洗濯シリーズで最も紹介したかった使い方です。普通、洗濯槽のカビ取りなど掃除をしようと思ったときには、市販の「洗濯槽クリーナー」とかいう塩素系の液体を使って掃除しますよね。99パーセント除菌とか書いてあったりしますが、あんなのは気休めです。あれ使って汚れがごっそり取れたとかないですよね? 洗濯槽の中がどうなってるかなんて分からないし。酸素系漂白剤は違います。ごっそり取れます。洗濯機の中がドブになります。「さっき洗ったばかりの洗濯物はここで洗ってたのか……」と絶望し、もう一度洗いたくなります。
ということで用意するのは、
・バケツ
・漂白剤750g
・ゴミをすくうための網
・漂白剤750g
・ゴミをすくうための網
です。
(1)バケツを使って、洗濯機を50度前後のお湯で満タンにする
洗濯と違ってきれいなお湯じゃなくてもいいので、浴槽からがんがん運びましょう。浴槽からだと40度ぐらいだと思うので、その際は8割ぐらいためたら残りは熱湯を加えて50度ぐらいになるように調整します。
(2)洗濯機の「洗い」だけを5分ほどに設定し、回っているところに酸素系漂白剤750gを投入する
投入して30秒もせずにピロピロしたカビが浮いてきます。一瞬でドブと化します。こんなとこで洗濯してたのか、とドン引きします。水が流れていかないように、すすぎや脱水はせず洗いだけで止めてください。
(3)そのまま一晩おく
とりあえず浮いてるピロピロを網ですくい取って、そのまま一晩おきます。7〜8時間おきましょう。翌朝水が茶色くなってゴミが浮いているはずです。
(4)通常の洗濯をするときと同じように洗いすすぎ脱水をする
ゴミをざっとすくったら、通常通りに洗濯機を回します。ピロピロが出なくなるまで繰り返し回してください。ゴミが出なくなれば終了です。
うちの洗濯機で実演して写真をのせたかったのですが、1度やってしまうと次からは大して出てきません。最初にやったときの様子を写真に撮らなかったことが悔やまれます。実家は柔軟剤たっぷり使うし洗濯後にフタを閉めっぱなしにして換気しないしで、カビや汚れが付きやすい環境だったと思います。これが嫌で一人手洗い洗濯に移行したという背景があります。
見てみたい方は、YouTubeで「酸素系漂白剤」と検索するとたくさん出てきます! 事前に粉末をバケツで溶かしておくよう勧めているものもありますが、元々溶けやすいものなので直接ぶちこんで大丈夫です。分量も気にせず1袋使ってしまいましょう。ぜひ一度やってみてください。
一旦きれいにした後は、後編で紹介したように通常の洗濯に漂白剤をプラスして洗うようにすると洗濯槽のカビ予防にもなって良いですよ。
出てきたピロピロを回収するためのアミは必須。