こんばんは。
小学生の頃、図書館にある本を全部読んでやろうと思って「あ」から順番に借りて読んでいたハービーです。
この頃読んでいた本って意外と覚えていたりしませんか?
『かいけつゾロリ』とか『ズッコケ三人組』などの定番に加え、僕が高学年の頃には『ハリー・ポッター』シリーズがはじまった記憶があります。
あとは『エルマーのぼうけん』なんて大好きでしたね!あれを読んだ時のわくわく感は今でも覚えています。『レ・ミゼラブル』は難しくて途中で何度か挫折しながらも何とか読みきった覚えが。
そんな中、僕の中で圧倒的首位を走っていたのが【ロアルド・ダール】の作品です。
映画になった「チャーリーとチョコレート工場」の原作を書いた人というと分かる人もいるかもしれませんね。原作の正式名称は『チョコレート工場の秘密』です。
とにかく本ばかり読んでいて、朝借りて昼返して借りて夕方返して借りたりとか、登下校で歩きながら読んだりとかしてました(^_^;)
で、図書館の先生に何か面白い本がないか聞いた時におすすめしてもらったのが、このロアルド・ダールが書いた『マチルダは小さな大天才』という本でした。
もうね、一瞬で読んでしまいましたよ!
とにかく面白くて。
これにハマってダール作品を片っ端から読むことになりますが、今でもこれが一番好きです。大学生の頃に再び読む機会があって小学生以来読みましたが、大人でも十分に楽しめる作品だと思います。
ただ、意外と印象は変わったりしました。当時は「痛快爽快楽しいお話♪」という感じで読んだ記憶があって、もちろんそれも同じように感じられるのですがそれに加えて、いじわるな大人たちとの関係性であるとか、そういったものにも目が向いて「色々と考えさせられる」作品でした。
元々、【賢い子どもが悪い大人をこらしめる】というシチュエーションが好きというのもあるのかもしれません。
映画では『ペーパー・ムーン』や『レオン』なんかも好き。
ダールが書いている他の児童文学作品もどれも面白くて、僕の中ではハズレがない作家という印象です。
間に挟まれるイラストも味があってとてもかわいいです。