ついにここまで来てしまいました。そう、焙煎です!
コーヒーを豆で買ってきて挽いてから飲むというだけでも自分がやるなんて思ってなかったのに、まさか生豆をkg単位で買うようになるとは。。僕が一番驚いています。
そもそもコーヒー豆って、あの茶色い状態のものしか知らないという人も多いかもしれませんが、もとは果実で、焙煎することで飲めるようになります。
これが生(?)の状態。写真の豆は焙煎器におまけで入っていたもので、これで50gぐらいです。普段は230gぐらいを取り出し、そこから欠点豆を取り除くハンドピックを行い200gぐらいにして、それを焙煎します。生の状態では水分を含んでいるので、焙煎して最終的な完成品は160gぐらいでしょうか。
このハンドピックが最初はめちゃくちゃ難しい。何がダメな豆が分からないんで、「なんか違うな」ってやつを雰囲気で取り除いてます。
焙煎するといっても、フライパンで炒めるようなやり方から大型の機械でゴーゴーとやるやつまでさまざまですが、僕が挑戦したのは『アウベルクラフト』という手回し式の焙煎器を使うものです。
じゃじゃん。
カッコよすぎない?
サイコロ型のかごに豆を入れ、これをガラガラ回しながら火を入れていきます。備え付けのコンロだと安全装置がはたらいて火力が安定しないので、カセットコンロを使います。
遠赤コーヒー焙煎キット:究極のコーヒーは自家焙煎から始めよう!-手作りキットのアウベルクラフト
これもうね、楽しすぎ!
正直、初めてやるときは、焦がしたりとかいろいろ失敗するかと思ってましたが、初っぱなからかなり上手にできました。いつ火から外すかっていうのはタイミングが繊細なので毎回勝負です。ストップウォッチフル稼働。
火から外す瞬間が一番見た目にも派手で煙もくもくで「焙煎した感」が出るのですがバタバタなので写真ありません。ドライヤーを使って冷ましたりと忙しいのです。
完成品がこちら。焙煎直後よりは、1~2日置いた方がおいしいと言われていますが、焙煎直後に飲んだものもおいしかったです。香ばしさが強めな感じかな?
カリタの電動ミル『ネクストG』で挽きます。
モコモコ。新鮮だと、お湯を落としたときに粉がモコモコと膨らむ。これまで飲んでいたコーヒーもこだわったやつだけど、自分で焙煎した豆で初めて淹れたときの膨らみ半端なくてテンション上がりました。
ふわふわ。
完成。
肝心の味ですが、これ、マジでうまい。
実際に飲むまで、生豆を自分で焙煎してコーヒーの味になるのか不安しかなかったですけどね。もう完全にコーヒー。めちゃくちゃうまいコーヒー。
3種類の豆買って、今のところ2種を焙煎して飲み比べたけど、違いもわかる!
これから焙煎の度合いを変えたり、複数の豆を組み合わせて自分だけのブレンドコーヒーを開発したり、沼は深いです。
焙煎に必要なアイテムをいろいろと買い揃えたので緊張感もありましたが、楽しすぎてヤバいのでホッとしています。